バリアフリーの難しさ

ポータブルスロープ

ポータブルスロープ

ポータブルスロープの購入

現在、ニュージーランドでも電動車椅子が増えてきていて、利用されるお客さんも時々来店されます。残念な事にウチの店は入り口に15センチばかりの段差があって、簡単には出入りが出来なかったのです。

周囲にはServiced Apartment(医療や食事のケアの付いた高齢者用の集合住宅)も多く、コレはいかんなとアルミの小さなスロープを用意しました。何度か車椅子のお客さんにも使ってもらって、買ってよかったなとワタクシ自己満足に浸っておりました。

オハナシはこの辺りから怪しくなりマス

何度か利用していただいたServiced Apartmentの住人であったお客さんが、アパートのニュースレター(まぁ回覧板というか新聞というか)に「アソコのレストランはスロープも用意されていて食事もいいしサービスも・・」と書いてくれた上に、ウチのメニューのコピーやら置いてもらったおかげで、この小さなスロープの出番は急増しました。お婆ちゃんのお見舞いに来たついでにみんなで立ち寄ってランチを食べるお店として、利用していただけるようになったんじゃないかと。

久しぶりに危険と隣り合わせ。。

ある日、電動車椅子の方ともう一人の男性のカップルが来られて、いつものようにスロープをセット。てっきり男性は介助に慣れてるものだと思ったので、一歩退いて入店を待ってました。そったらまぁ「え?ソンナニー!」という加速でスロープにアプローチした車椅子、登りきらないウチに仰向けに。。ボーっと立ってる男性の脇から、転ぶように後ろから支えて事なきを得ましたが、冷や汗ダクダクーー!!あのまま後ろに倒れていたら一大事。。電動車椅子と搭乗者を慌てて支えるのはこちらが(歳だし。。)怪我をする恐れもあるしー(重たいんだよアレ!)。

モビリティに潜む危険

冬の雨の日に、電動車椅子がスリップして前後できなくなったところを見かけて、ウチのウェイトレスさんが助けに行った事があります。ノロノロとしか動かなくなった車椅子を押しながら帰ってきた彼女はびしょ濡れー。。バッテリーが切れて動けなくなったので、車椅子を運べるタクシーを用意してほしいと。お爺ちゃん近所の映画館まで映画を見に行く途中じゃったと。いやー、この寒い雨の中それはムリすぎ状況判断甘すぎアブナすぎー。あのまま雨に打たれてたら死んじゃうかもしれないしー。。

昼間よく見る、意外と速度の速い電動車椅子、歩道の段差で利用者がズッこけそうになる瞬間を見たりすると、いやー手放しで喜べる状況なのかワタクシちょとワカランのです。。

 
電動車椅子を否定するつもりは毛頭ナイです。良かれと思ったことが事故につながる事がある例を伝えたかったのが今回のキモです。。

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