カテゴリー: 和食レストランをハシル

消火設備は年1回の点検デス

まさかの偽消防官写真は無いしね。。
まさかの偽消防官写真は無いしね。。
さすが外国ーって関心するほどフテブテしい!訪問販売・訪問サービスは一切相手にしないのがキモかと。アポなしの突撃に構ってる時間は無いしねー。。

消防署のほうから来ましたーー

どっかで聞いたこのセリフ、ここオークランドでも同様のサービス(?)があります。ウチのサイズの飲食店の場合年1回の消火器の点検が義務付けられているので、開店記念日あたりに馴染みの消火器屋さん(がありますからホントに)に自分の車で持っていって、チェックしてもらって書類書いてもらって次の日取りに行って$35(3000円くらい)。コレでオケ!5年目の節目に当たる来年はより正確なチェックが必要だから1週間前に連絡してねだそうです。スケジューラに入れておこう。

実際に訪問サービス(?)に来たオイちゃん達の決めせりふはこんな感じ。

お?オマエ新しいオーナーか?

なんて言いながら入ってくる消防の制服みたいなカッコで点検に来るヤツとかいたりして、ひっくり返ります。お金掛かってるなー。「いつもの定期点検に来てやったぜー」と。出てけボケ!って言って追い出して構わないです。

知らんの?法律変わったんだぜ

「半年毎のチェックに変わったからこのままだと保険利かないよ」ワカタ。確認しておくわ。まぁ良いからお引取りください。忙しいランチタイムに来ないでクレーー。。

スタッフ全員に徹底しよう

留守のときに来られて悔しい思いもしたくないので、この辺りもしっかりハナシておかないとイカンですね。。

カテゴリー: 和食レストランをハシル

バリアフリーの難しさ

ポータブルスロープ
ポータブルスロープ

ポータブルスロープの購入

現在、ニュージーランドでも電動車椅子が増えてきていて、利用されるお客さんも時々来店されます。残念な事にウチの店は入り口に15センチばかりの段差があって、簡単には出入りが出来なかったのです。

周囲にはServiced Apartment(医療や食事のケアの付いた高齢者用の集合住宅)も多く、コレはいかんなとアルミの小さなスロープを用意しました。何度か車椅子のお客さんにも使ってもらって、買ってよかったなとワタクシ自己満足に浸っておりました。

オハナシはこの辺りから怪しくなりマス

何度か利用していただいたServiced Apartmentの住人であったお客さんが、アパートのニュースレター(まぁ回覧板というか新聞というか)に「アソコのレストランはスロープも用意されていて食事もいいしサービスも・・」と書いてくれた上に、ウチのメニューのコピーやら置いてもらったおかげで、この小さなスロープの出番は急増しました。お婆ちゃんのお見舞いに来たついでにみんなで立ち寄ってランチを食べるお店として、利用していただけるようになったんじゃないかと。

久しぶりに危険と隣り合わせ。。

ある日、電動車椅子の方ともう一人の男性のカップルが来られて、いつものようにスロープをセット。てっきり男性は介助に慣れてるものだと思ったので、一歩退いて入店を待ってました。そったらまぁ「え?ソンナニー!」という加速でスロープにアプローチした車椅子、登りきらないウチに仰向けに。。ボーっと立ってる男性の脇から、転ぶように後ろから支えて事なきを得ましたが、冷や汗ダクダクーー!!あのまま後ろに倒れていたら一大事。。電動車椅子と搭乗者を慌てて支えるのはこちらが(歳だし。。)怪我をする恐れもあるしー(重たいんだよアレ!)。

モビリティに潜む危険

冬の雨の日に、電動車椅子がスリップして前後できなくなったところを見かけて、ウチのウェイトレスさんが助けに行った事があります。ノロノロとしか動かなくなった車椅子を押しながら帰ってきた彼女はびしょ濡れー。。バッテリーが切れて動けなくなったので、車椅子を運べるタクシーを用意してほしいと。お爺ちゃん近所の映画館まで映画を見に行く途中じゃったと。いやー、この寒い雨の中それはムリすぎ状況判断甘すぎアブナすぎー。あのまま雨に打たれてたら死んじゃうかもしれないしー。。

昼間よく見る、意外と速度の速い電動車椅子、歩道の段差で利用者がズッこけそうになる瞬間を見たりすると、いやー手放しで喜べる状況なのかワタクシちょとワカランのです。。

 
電動車椅子を否定するつもりは毛頭ナイです。良かれと思ったことが事故につながる事がある例を伝えたかったのが今回のキモです。。

カテゴリー: 和食レストランをハシル

祝!開店4周年!!わーパチパチ!!!

祝!4周年記念 - TANTO Japanese Dining - Auckland Japanese Restaurant
祝!4周年記念 – TANTO Japanese Dining

4周年を迎えることが出来ました

本日TANTOは開店4周年を迎えます。素晴らしい。開店前のヤキモキ加減やら不安やら思い出せばイロイロ心配だったんだけど、マラソンとおんなじで(いや当日は寝返り打てなかったけど、今日はスッカリ問題なしー)過ぎてしまえば大したことでは無くて、良いお客に恵まれて、頑張るスタッフに支えられて店は僕からも離れて育っていくんだなぁと感慨深いデス、朝から。。ヒトマズ、お誕生日おめでとう、TANTO君!

まぁ確かにコレは不安であろう。。
4年前の契約当日のワタシ。まぁ確かにコレは不安であろう。。
カテゴリー: 和食レストランをハシル

Liquor Licence

お酒の提供にはライセンスが必要です。
お酒の提供にはライセンスが必要です。

英国の植民地であるNZはお酒を売るのにライセンスが必要になります。マッタク前世紀的な。。一回取れば取りっぱなしという訳でもなくて、2年に一度の更新があります。マッタク面倒な。

On-licence

パブやレストラン・バーやクラブなど、建物に付帯してアルコールを提供する為のライセンス。ウチはこれに入ります。

Off-licence

酒屋など酒類を販売するためのライセンス。

Club-licence

会員制のメンバーに酒類提供するためのライセンス。

Special-licence

イベントとかウェディングとか日時を特定して酒類を提供するライセンス。

今年から更新の書類がメチャ面倒くさくなってる

今までは更新時は申請書に、形式張ったなぞなぞみたいな設問があってソレに答えておけばオッケーでしたが、今年から新規の申請となんら変わらない書類の提出が求められてます。むー。

  • 署名済みの申請書
  • 建物の登記簿
  • 建物の所有者からの使用許可書
  • 料理のメニュー
  • 会社の登記簿
  • 建物の間取り図
  • 建物の入り口の写真
  • アルコールを提供するにあたって店に提示しないとイケナイ書類のコピー
  • この場所でアルコールを提供するにあたって近隣地域社会に与えるインパクトとリスクに関して軽減するための措置に関するレポート

もうね、イジメなんじゃないの?って思うレベル。。とは言え未認可でお酒を売ると高額な罰金が待ってるので、地味に取り組まないとイケナイです。何処の国でもお役所仕事はお役所仕事なので、プチプチ潰して申請します。

カテゴリー: 和食レストランをハシル

常連さんからのプレゼント

桜の枝
桜の枝

春のオークランド

何の前触れもなく常連のオヂちゃん2人組が3mもある桜の枝を背負ってご来店。。ご丁寧にでっかい花瓶ぶら下げて「日本人は桜好きなんだろ?ウチの庭に40年前に植えた桜がみごとだから持ってきたよー」。。イヤびっくりだから。。庭にでっかい桜の木がアルのもスゴイけど、僕らが喜ぶだろうなーって思いながらこんなデッカイ枝切ってるオヂちゃんたちの事を思うと、イヤ~店やってて良かったねーって。大変嬉しく想います。。

 
アリガトー!

カテゴリー: 和食レストランをハシル

食い逃げって英語でなんて言うんだろ?

被害にあった某和食レストラン
被害にあった某和食レストラン

もっと強く出るべきだったのかなぁ

4年近く営業していて初めて(多いねこのフレーズ)食い逃げ(というかまぁ無銭飲食)の被害に会いました。結構いい歳のオヂちゃん一人で来店して寿司カウンターで多少の飲食。良い店だの美味しいだの調子良かったんだけど、帰る段になって持ってるカードが使えないので、明日持ってくるよと。。現金持ってないし。。他のお客もレジで待ってたし、金額も少ないし、もうイイかって帰してしまったんだけど当然約束の次の日には持ってこない(のはヂツは知ってたよネ。。)。周りのお客さんの手前もあって、その場は事なかれ主義に流れちゃったのデス。。

普段は後から届けてくれてるんです

家族連れとか馴染みのお客さんとか、次の日とかにちゃんと支払いに来てくれてたし。日本と違って銀行カードでの支払いが非常に一般的で、現金を持ち歩かない人が多いので、カードが使えないといきなり困ったことに。。でもまぁ3000円くらいの現金は持ってる人の方が多いので、その時点でかなり計画的な「無銭飲食」だったんでしょう。。

今後の対策

免許証見せてもらったまではよかったと思うので、今後は支払いいただくまでお預かりしていいですか?的なアプローチかと。むー。こういう事はモチベーションを下げますね。来週からはしっかりしていきたいと思いますー。。

カテゴリー: 和食レストランをハシル

軽い追突事故と保険の違い

12年落ちの流星号
12年落ちの流星号

追突注意

お肉屋さんからの帰り道(そうなんです、配達してくれないお肉屋さんに買い物に行くんです)、渋滞してイライラ待ってるトコロへ「ドカン!」と。

慌てず騒がず連絡先の交換を

被害は後ろのバンパーが割れたくらいで、たいした事は無く、連絡先の交換をしてその場は別れて、夫々保険屋さんに連絡するのは日本と同様です。違うのは、物損事故程度では警察を呼んでも来てくれない事。。出来るだけ状況を把握できる資料をそろえて保険屋さんに連絡します。今回は相手に「ワタシがぶつけました。責任持って直します。。」と一筆書いてもらいました。。

手順は以下のとおりのハズ。。

  1. 連絡先の交換
  2. 保険会社に連絡
    1. 事故の状況説明
    2. Claim Numberの取得
    3. 最寄の板金業者を紹介してもらう
  3. 紹介してもらった板金業者が車を見て修理見積もりを保険会社に送る。
  4. 先方と保険会社がすったもんだ(今ココ)。
  5. 無事修理されて元通り。

対人保険はありません!

日本人には理解不能なこのフレーズ。。もう一回書きますが、対人保険はありません。。え?じゃぁどうすんのよ?って、事故に対する感覚の違いが。日本では事故を起こした人に責任がありますが、NZではある意味「ショウガナイ」というか、想定外の事故は発生するであろう前提というか。なので、日本でいう自賠責保険のような保険で万一の対人事故の保障がされます(事故を起こした人が保険を支払って無くても保障される内容とは関係ないです)。皆保険制度としてはある意味スゴク合理的。事故を起こした人によって保障が変わると言う事がありません。

今回はなんか首の周りが痛かったような、肩こりなのか、運動不足なのかヨクワカラナイ感じだったので、病院には行きませんでしたが、行った場合は事故との因果関係によって治療費、もし働けなかった場合は予想された収入などが保障されます。でも「慰謝料」といった考えはココには無いので、海外では交通弱者の立場で公道に出てはイケナイです。ガソリン高いけど安全な車でドゾ。。

車を買った場合、この国での保険加入とは対物もしくは自己車両への保障となります。対物だけ、対物+車両盗難またはフルカバー(対物+自己車両保障)の選択となって、保障金額によって保険料が変わります。コノあたりはSakieが保険のプロなので、必要な方はコンタクトしてください。。

事故は面倒くさいよ、ヤパーリ

建前はもう良いから。。ワタシの流星号、2週間経っても修理されてません。。相手側の承認が降りてから免責免除(無償修理)となるそうで、まぁいつになったら修理してもらえるのやら。その際はまたアップデートします。。
 
交通事故、皆さんも気をつけてー。保険会社は唯一の味方なので、フルカバーがお奨めです。。
 

やったー車治ってきたよー。。6月26日。約3週間かかりましたー、安全運転で行こう!

カテゴリー: 和食レストランをハシル

初めての貸切営業

Private Function
Private Function

4年近く営業していて初めて

というのもどうかと思うのですが、初めて貸切営業を承りました。とはいえ、今までも何度も貸切(Private Functionと言います)のオファーは頂いていたのですが、ほぼ毎週来てくれるレギュラーのお客さんの手前なかなか踏み切れなかったのが正直なトコロ。。

今回はそのレギュラー中のレギュラーからの申し出と言う事もあり、初Private Function。金曜日と言う事もあって2週間前から張り紙をして、他のお客様になるべく当日ガッカリしてもらわない様に。。

それでも知らずに来て頂いたお客様は、こっそり寿司バーのカウンター席にご案内したりして。。この辺りはスムーズだったかも。。

初めてと言う事もあってバタバタした反面、普段の営業よりスムースな部分もあったり。また、こういう会社のパーティで使ってもらう場合は、普段日本食に馴染みのないお客様も来られたりして、新しいお客を開拓するチャンスでもある事を再確認しました。

決めて出すのがキモ

特に会社のパーティなんぞで使ってもらう場合、日本食は初めてよーって方もままいらっしゃいます。なので、出されたままの形で美味しく食べてもらえるように努めます。洋食ではソースや醤油・わさびをお好みでつけたりする習慣がないので。以前天ぷら出す前に天ツユをスープ代わりに飲まれてしまって、反省しました。。よって、恥ずかしながら提供の際に大きな声で説明するのも大事な事と考えてます。

景気が良い業界もあるのねー

羨ましいというか、会社の打ち上げでレストランを借り切って盛り上がれる業界は、この国にもあるんだなぁと言うのが正直な印象。オナカ一杯だよーなんて言いながらも、最後にデザート20個もオーダーされたのにはびっくりでしたが、皆さん満足げだったので、店としても大成功と思います。。
 
マタのご利用お待ちしてますー

カテゴリー: 和食レストランをハシル

料理が運ばれるときの反応

Beef bites
Beef bites

New Zealandで飲食店を始めて一番驚いたのは、実は料理が運ばれるときのお客様の反応だったりして。

ビックリする癖がついてる?

ウチは住宅街の中にあって、どうしても年齢層の高いお客様が多いので、今日のお勧めなんかはタブレットを活用して、なるべくわかり易いように写真で選んでもらえるようにしてます。メニューも全て写真付き。盛り付けが多少変わってても、だいたい似てるお皿を運ぶんですが、皆さん感嘆の声を上げるのがモノスゴク上手。。Marvelous, Beautiful & Fantastic!ってマダ食べてないしー。。そういうルールになってるのかと思うくらい。。だから僕らも外食するときはWow!くらいは言うようになりました。。言われて気分は悪くないしね。。

料理を運んでもお皿を下げてもアリガトウ

って日本ではなかなか言わない気が。支払いのときも有難うでタイヘン気持ちの良いお客様が多いです。その反面、求められるサービスにお応え出来てないのが

    「もう一杯いかが?」

です。日本では催促するみたいで、なかなか言い出せない一言ですが、ココでは必須のサービス。うちの店でもサービスが引っ込み過ぎてるって評価をもらうことがあります。Politeだけではダメです。。日本人ウェイトレス・ウェイターとしては言い難いキモチもわかるんデスが。。

ノーと言わない代わりに

気持ちいいだけじゃぁやっぱりなくて、いろいろとメニューに無いものやこんな風に変えて欲しい見たいなリクエストを貰います。「イヤ出来ません」の代わりに、代替のプランを用意するだけで満足してもらえる事が多いので、否定形の会話は控えるようにしてます。。
 
ラーメンある?の代替は天ぷらうどんでよかったかな??

カテゴリー: 和食レストランをハシル

母の日営業

母の日営業
母の日営業

1年で最も忙しい

年間を通して最も忙しいバレンタインデーと並ぶ「母の日」。(残念ながら父の日はそんなに忙しくは無いんです、ナゼでしょうー??)

 

「母の日」は日本と同様5月の第二日曜日ですが、「父の日」は日本は6月の第三日曜日、NZでは9月の第一日曜日。日本のお父さんに感謝するNZ滞在者は気をつけないと忘れちゃうー。。

 

冒険せずにご予約いただけると助かりマス。。

スゴーク前から予約して下さる母親思いのお宅から、予約もなしで突撃してくる乱暴なお宅まで、何れにせよ、お母さんの日をお祝いしたくてレストランに来られるお客様でいっぱいになります。いつもよりお母さんもキレイにしてたり香水着けたり(これは実はアマリ嬉しくない)デザートも頼んでもらったり、レストランも華やか!素晴らしい!

例年の事なので、なるべく集中しないように予約を取ったり、予め仕込めるメニューを増やしたりと、4年目となる営業の成果が出たかしらと。。店的には文句の無い結果を出すことが出来ました。ありがとうございます。Happy Mother’s day.