日本の免許でNZ国内を運転することができますが、国際免許は翻訳替わりなので、日本の免許証も一緒に携帯する必要があります。また、NZ国内の運転ルール・表記の英語を理解しているという前提なので、運転前に交通ルールを再確認してください。NZ Road Code
NZでは16歳から運転免許を取得できます
「えー?、マヂで?危なくねえの??」って思ったでしょ?正解。危ないです。なので、イロイロ制限があります。というか、免許取得のプロセスがうーんナルホド的な感じに日本と違うのです。。ウチの長男、免許を取り始めたので少し紹介します。
最初に取得する「Lerner’s Licence」
16歳以上で筆記試験に合格すると貰えるライセンス。制限が厳しく、
- 助手席にフルライセンスを持った監督者が乗ってる事
- 午後10時から午前5時までは運転してはイケナイ
- アルコールは一切ダメ(まぁこれは日本では当たり前とも言えますけど)
という事は、基本的に親が一緒に乗って練習する以外には使えないライセンスで、実質練習用としての役割を担います。
Restricted Licence(制限付きライセンス)
Lerner’sライセンスを半年以上保有してから取得できるライセンス
- 午後10時から午前5時までは一人では運転してはイケナイ(夜は運転できない!)
- 監督者以外に同乗者を乗せてはイケナイ(例外は保護者・配偶者。彼女とか友達とか乗せてはイケナイ!)
- 20歳未満はアルコールは一切ダメ(当たり前ですが、まぁココは日本とは大きく環境が違いますな)
一人で昼間だけ運転できる制限付き。でもこれがあると一人の行動範囲はグンと広がります。
Full Licence (制限の無い通常のライセンス)
17歳6か月以上である上に、上級ドライビングコースを受講したか、もしくは18歳以上が取得できる。
- 25歳未満の人は1年以上制限付きライセンスを保持していないと取得できない(コレ凄く良いポイントだと思う)
という事で、一般の運転免許を取得するにはNZでは1年半以上という長い時間が必要となり、16歳から運転を始めてもフルの免許証を取る頃には18歳くらいになっている点で、日本と同じとも言えますが、制限付きライセンスの扱い(若い人は1年)が大きく異なると思えます。公共交通機関が発達していないNZでは、一人で運転して学校や部活・習い事(ウチの長男は水泳。朝5時に送り迎えすることから解放されます!)に通えるのは非常に大きいメリットがあるので、昼間の間だけでも一人で運転して帰ってきてくれるのは親としてモノスゴク助かります(実に本音)。また、1年という長い期間を運転した上でないと免許が取得できないというのも、合理的かなとも思えマス(隣に彼女も乗せられない。イヤー素晴らしい)。取得費用は比べ物にならないくらい安く済みます。
長男、ついこの間自転車乗れるようになったのに、運転かよ!って気もします。安全運転でな。